コペンハーゲンオープンと宮下オープン
Posted : 2021/9/7
こんにちわ。
皆さんコペンハーゲンオープンってご存じですか?
コペンハーゲンオープンは北欧デンマークの首都コペンハーゲンで毎年開催されている世界最大規模のスケートボード大会です。
なんか名前だけ聞くと普通のコンテストっぽいんですけどそうじゃないんです。
1年に1度、1週間だけコペンハーゲンが街を挙げて世界中のスケーター達を歓迎し、ストリートスポットを開放します。
そこでプロスケーター達がトリックを競い合い、街の人も観光客もスケーターもみんなで盛り上がるお祭りのような大会です。
↑こちらはTHRASHERからアップされている2019年大会の映像です。
盛り上がりっぷりが伝わってきますね。
映像の中でコペンハーゲンの文化市長がこんなコメントをしています。
『文化を切り離してしまうと社会は貧しくなってしまう。特に子供たちは夢を見る事を恐れてしまう。
より良い教育を受け、良い市民になることが全てになってしまう。それでどうやって夢を見ればいいの?
若い世代は自分の人生を理解するためにアンダーグラウンドを含めた文化の”空間”が必要だ。』
素晴しい考え方、、
”街とスケーターが共生できる社会”って素敵ですね~
ちなみコペンハーゲンオープン2021は現在開催中です!
公式インスタから大会の様子が逐一アップされているので是非チェックしてみてください!
いつか生で見に行きたいものです、、!
こういうのって日本ではなかなか出来ないんだろうな~と思っていたのですが、
つい先日NIKE SBが”Sandy’s City Miyashita Open”と題したなかなか面白いイベントを開催してくれました。
9/1~5までの間、MIYASHITA PARKのエントランスエリアの一部をスケーター向けに開放、
そして9/5は同時開催で宇田川にある立体駐車場の7階と8階と屋上をスケーターに開放してジャムセッションを開催。
僕もMORTARメンバーとして参加してきました!
宇田川の立駐はパワスラしなくても下りきれるくらいの適度な勾配でただただ気持ち良かったです!
気まずさゼロで立駐ダウンヒルできるなんて夢のような心地でした。
この”Sandy’s City Miyashita Open”ですが、
きっと実行するにあたって様々な障害があったのではないかと思います。
このようなイベントを企画し、行動に移してくださったNIKE SBや関係者の皆様に感謝です。
本当にありがとうございます!!
またこのイベントには、”街とスケーターが共生する社会”を日本でも作っていくための実証実験的な意味合いもあるようです。
オリンピック以降、日本でもストリートスケートを理解していこうとする動きが始まっている感じがします。
今後さらに盛り上がって日本版コペンハーゲンオープンみたいな大会がいつか開催されるかもしれませんね。
BY 古川